映画

『女王陛下のお気に入り』を観ました(ネタバレなし感想)

女王陛下のお気に入り

「3月公開映画」の記事では紹介していませんでしたが、映画『女王陛下のお気に入り』を観に行ってまいりました!

Contents

  • 1.あらすじ
  • 2.キャスト紹介
  • 3.感想
  •  ヨルゴス・ランティモス監督の独特の世界観
  •  三者三様の女性キャラクター
  •  余韻の残るラスト

あらすじ

18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラが、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイルがやって来る。(シネマトゥデイより)

『籠の中の乙女』(2009)『ロブスター』(2015)『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017)などのヨルゴス・ランティモス監督による作品。

キャスト紹介


アン女王 : オリヴィア・コールマン
本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞!傲慢さ、ふてぶてしさ、可愛らしさ、いじらしさ、悲哀が同居した演技で素晴らしかった〜。


レディ・サラ : レイチェル・ワイズ
イケメンでした。美しかった。彼女が画面に映るたびに、呼吸に合わせて上下する胸の膨らみに目を奪われた( ◜◡◝ )


アビゲイル : エマ・ストーン
エマ・ストーン、イヤな感じの役を演じるのは珍しいのかな。表情がめちゃ良かった。ブラックコメディにめちゃハマる顔だな〜と。あと、突然のおっぱいが、さすが( ◜◡◝ )

感想

ヨルゴス・ランティモス監督の独特の世界観

わたしは、「英国王室もの」はジャンルとして正直あまり得意ではありません。じゃあなんで観に行こうと思ったのか?それは

ヨルゴス・ランティモス監督の独特の世界観が好きだから!

グロテスクだったり奇妙だったり、不穏な音楽の使い方や気持ちの悪いカメラワーク。人の内側のイヤ〜〜な部分の描き方。その中に盛り込まれたブラックな笑い。
めちゃくちゃクセの強い映画が多いので好き嫌いは分かれるけれど、私は好き。

もともと、人の内面のダークなところ、気持ち悪いところに焦点を当てた作品が好きです。善意に溢れた人物しか出てこないような作品は「嘘っぱちじゃん!!!」て思う。

見たくないけど見たくなる、癖になる作風です。

今回は過去作品よりも過激さが抑えられていて、それでいてブラックユーモアや印象的な音の使い方などヨルゴス・ランティモス監督ならではの世界がしっかり作られていて、バランスが良かったです!

三者三様の女性キャラクター

アン女王、アン女王の幼なじみのサラ、新入りの召使いアビゲイル。
3人の女性たちの駆け引きや感情の揺れ動きが面白かった!
3人とも、うわークソだなーーとか、エッそれはやり過ぎでしょ…って思う部分満載なんだけど、でもどこか嫌いになりきれなくて。

全員、泣いたり喚いたり殴ったり吐いたりでもうメチャクチャなんだけど、全然オーバーじゃなく自然だったし、目の動き1つで感情の変化が分かる演技だったのがさすがでした。

笑える状況じゃないはずなんだけど、見ていて思わず笑っちゃう滑稽な部分もたくさん。

レイチェル・ワイズ演じるサラが個人的には好きだったな。イケメンなのと美しいのと。コンテンポラリーダンスの現代風な動きを取り入れた、彼女のダンスシーンも要注目です。
サラが言う突然の「何か撃ちましょう」(Let’s shoot something!)っていうセリフがなぜか頭に残ってる。
私も真顔で唐突に言いたい。「何か撃ちましょう」

余韻の残るラスト

ネタバレにならない程度にね。

最後、どうなるのかなーと思って観ていたら、

あぁ、そこでそうなるのか…おぉ…なるほど…えっなにこの映像…きもちわる…えっ長くない…?わあ…あー…ってこれで終わりか!


ってなった。(全然伝わらない文章でごめんなさい)

はっきりと明示せず、観る人の解釈に委ねるような終わり方。
最後、画面いっぱいにどーーんとタイトルの「THE FAVOURITE」が出たとき、タイトルの意味を突きつけられた。

観終わってから、さらにじわじわきました。終わり方に意見が賛否分かれているみたいですが、わたしは、あの最後の映像がめちゃ印象に残っていて好き。観終わった直後よりも、何日か経った今の方が印象アップしてます。

気になった方は、まずはこちらの予告編をどうぞ〜!